中国輸出でよくあるトラブルと、その未然防止策とは?
中国輸出でよくあるトラブルと、その未然防止策とは?
2025-07-04 09:00:00
大阪府の中国輸出のヨロズ物流広報担当の亀田です!

越境ECや中国輸出に取り組む企業様からご相談をいただく中で、実際に多いのが「トラブルを未然に防ぎたい」というお声です。今回は、よくあるトラブル事例と、それを回避するために私たちがどのようなサポートを行っているかについて、具体的にお伝えしていきます。

まず、もっとも多いトラブルの一つが「通関時の書類不備」です。
中国では、輸入時の書類チェックが非常に厳格で、成分表の記載ミスやHSコードの選定誤り、発行日や署名漏れなど、些細なミスでも貨物が止まってしまうことがあります。特に越境ECでは短納期が求められるケースが多いため、1日の遅延が大きな損失につながることも。

次に多いのが「現地配送時のトラブル」です。
例えば、受取人の連絡先情報が不十分で荷物が配達できない、建物のセキュリティで搬入できなかったなど、最終的に消費者に届かないケースもあります。これではせっかく販売できてもリピートにはつながりません。

さらに、「関税制度の変更に対応できていなかった」というケースも少なくありません。
中国は政策変更のスピードが速く、これまでスムーズだった商品が、ある日突然「許可申請が必要」「新しい分類に該当」といった状況になることがあります。情報が古いままだと、通関に予想以上の時間やコストがかかるリスクもあるのです。

では、こうしたトラブルを未然に防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
ヨロズ物流では、まず中国輸出に詳しい専属スタッフが常駐し、制度変更や通関書類の作成に関する最新情報をキャッチ。荷主様と綿密にやりとりしながら、必要な書類の確認や、注意点の共有を行っています。どんな書き方がリスクを減らせるか、どこに見落としが出やすいかなど、実務経験に基づいたアドバイスを徹底しています。

また、中国現地の配送パートナーとも連携を取り、受取人情報のチェックや、配送不可地域の事前把握などにも対応。ラストワンマイルでのトラブルも最小限に抑えるよう努めています。

さらに、日本全国の拠点から中国向け輸出に対応できる体制を整えており、急な対応にも柔軟に動けるのが私たちの強みです。お客様が「次も安心してお願いしたい」と思えるよう、日々の対応を大切にしています。

「まだ問題は起きていないけど不安がある」
「今の業者に任せていて、見直しを検討している」
そんな企業様、ぜひ一度ヨロズ物流にご相談ください。想定外のトラブルを未然に防ぐ、実践的なサポートをご提案いたします。
